今まで筋トレをしてきて、お世話になっているマッチョ兄さんから言われた言葉があります。
「腕を太く見せたいなら、三頭筋を鍛えなさい」
理由を聞いたら、筋トレを始めた人は上腕二頭筋(力こぶが作れる位置)だけを鍛えて満足している人が多いから、もったいない。裏側も鍛えたら、より太く見せられるからと教えてもらいました。
そこで教えてもらい、実践しているジムと自宅でのトレーニングを紹介します。ジムのほうは過去に紹介したこともあるトレーニングですが、今回は細かく書いていきます。
※記事内のイラストはAI生成のイメージです。
① スカルクラッシャー(EZバー・ジム)
まずはEZバーを使ったスカルクラッシャーです。まっすぐのバーではなく、持ち手の真ん中がグニャッとW字に曲がった短いバーベルを使います。三頭筋を鍛えるのに定番な器具です。
やり方

- フラットベンチに仰向けに寝る
- EZバーを両手で持つ(手幅は肩幅より少し狭め)
- 腕をまっすぐ天井に向けて伸ばす。これがスタート位置
- 肘の位置を固定したまま、肘から先だけを曲げて、バーを頭の後ろ(おでこ〜頭上あたり)へゆっくり下ろす
- 下ろしきったら、また肘を伸ばしてスタート位置に戻す
- これを繰り返す
初心者がつまずきやすいポイント
- 肘が開いてしまう:肘は動作中ずっと固定・平行をキープ。開くと三頭筋から負荷が逃げます。イメージは「肘から先だけが動くヒンジ(蝶番)」
- 肘を動かしてしまう:肘の位置ごと動かすと別の種目になってしまいます。上腕(肩から肘)は天井に向けたまま動かさない
- 下ろす場所:おでこに当てないよう、おでこの少し上〜頭の後ろに下ろすと安全かつ効きます
安全のための注意
- ⚠️ 軽い重量から始める(最初はバーだけで始めるのがおすすめです)。名前の通り、扱えない重量だと顔にバーが落ちるリスクがあります
- ゆっくり下ろす(重力に任せてストンと落とさない)
- 肘に違和感が出たら中止。三頭筋種目は肘を痛めやすいので無理は禁物です
回数の目安:10〜12回×3セットくらいから。最後の2〜3回がちょっとキツいと感じる重量で。
② ダンベルフレンチプレス(ジム)
次はダンベルを使ったダンベルフレンチプレスです。(片手ずつのほうが効かせやすいので、おすすめのやり方を書いています)
やり方

- ダンベルを片手で持つ
- 立つか、ベンチや椅子に座る
- ダンベルを持った腕を頭の上にまっすぐ伸ばす。これがスタート位置
- 肘の位置を固定したまま、肘から先だけを曲げて、ダンベルを頭の後ろへゆっくり下ろす
- 三頭筋が伸びるのを感じたら、肘を伸ばしてスタート位置まで戻す
- 片側が終わったら、反対の手も同じ回数行う
回数の目安:片手ずつ10〜15回×3セットくらいから。最後の数回が少しキツい重量で。
初心者が気をつけるポイント
- 肘を開かない・動かさない:肘は動作中ずっと固定し、頭の横でキープします。肘が外に開いたり、肘ごと動いたりすると三頭筋から負荷が逃げてしまいます。動くのは「肘から先だけ」を意識しましょう。反対の手を肘に軽く添えると、位置が安定して効かせやすくなります
- ゆっくり下ろす:反動を使わず、コントロールしながら下ろすと効きが良くなります
- 軽い重量から始める:頭の後ろで扱う種目なので、重すぎると危険です。まずは軽いダンベルでフォームを固めましょう
- 左右のバランスを意識する:片手ずつやると、利き手ではない側の弱さに気づくことがあります。弱い方に回数を合わせると、左右差を整えられます
⚠️ 肘に違和感が出たら中止してください。三頭筋種目は肘に負担がかかりやすいので、無理は禁物です。
③ 椅子を使ったディップス(自宅)
次に、自宅でできるトレーニングの紹介です。三頭筋(二の腕の裏側)を鍛える種目で、椅子が1脚あれば自宅でできるので、ジムに行けない日の三頭筋トレにぴったりです。
やり方

- 安定した椅子(またはベンチ)を用意する
- 椅子に背を向けて立ち、両手で座面のふちをつかむ
- お尻を座面から前に出し、腕を伸ばして体を支える。これがスタート位置
- 肘を曲げながら、お尻を下ろすように体をゆっくり下げる
- 肘が90度くらいになったら、肘を伸ばして元の位置まで押し上げる
- これを繰り返す
回数の目安:10〜15回×3セットくらいから。最初はできる回数でOKです。
負荷の調整
体力に合わせて負荷を変えられるのが、椅子ディップスの良いところです。
- 軽くしたい:膝を曲げて、足を体の近くに置く
- キツくしたい:足をまっすぐ前に伸ばす。さらに負荷が欲しければ、足をもう一脚の椅子に乗せる
- 下ろすときはゆっくり下ろすことで、より負荷がかかります(ゆっくりやる場合は1回でもキツいので気をつけてください)
初心者が気をつけるポイント
- 下ろしすぎない:体を深く下げすぎると肩に負担がかかります。肘が90度くらいまでを目安にし、痛みが出ない範囲で行いましょう
- 体を椅子の近くでキープ:お尻が椅子から離れすぎると肩に負担がかかりやすくなります。座面に沿って上下するイメージで
- 反動を使わず:コントロールしながら下ろすほど三頭筋に効きます
- 椅子の安定を確認:動く椅子やキャスター付きは危険なので使わないでください。ぐらつかないものを使いましょう
⚠️ 肩や肘に違和感が出たら中止してください。
まとめ|裏側を鍛えると、腕は変わる
二頭筋(力こぶ側)だけでなく、三頭筋(裏側)を鍛えることで、腕は太く見えるようになります。ジムならスカルクラッシャーとダンベルフレンチプレス、家なら椅子ディップス。どれも軽い重量・少ない回数から始めて大丈夫です。
三頭筋の種目は肘を痛めやすいのが共通の注意点です。焦らず、フォームを固めることを優先してください。

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